内 科
かぜ、インフルエンザ、胃腸症状(嘔吐、下痢)等の一般内科や、高血圧・糖尿病・高脂血症・高尿酸血症などの生活習慣病の診療が行えます。
高血圧
- 私たちの血圧は、ちょっとしたこと(からだを動かす、寒さを感じるなど)で上昇します。こうした一時的な血圧上昇は、高血圧とはいいません。
高血圧とは、安静状態での血圧が慢性的に正常値よりも高い状態をいいます。高血圧になると血管に常に負担がかかるため、血管の内壁が傷ついたり、柔軟性がなくなり、固くなったりし動脈硬化を起こしやすくなります。 - 高血圧を放置していると、動脈硬化が進み、脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)や心疾患(心筋梗塞・狭心症など)、あるいは慢性腎臓病などの重大な病気になる可能性が高まります。
- 高血圧は、放置していると怖い病気ですが、その一方で自覚しやすい病気ともいえます。痛みなどの症状がなくても、健康診断や家庭での血圧測定によって、判断できるからです。
- 「血圧が高め」とわかったら早めに受診し、治療を必要とする高血圧なのか、原因は何かなどについて知ることが大切です。
糖尿病
- 糖尿病とは、インスリンの作用(血糖を下げるホルモン)が十分でないためブドウ糖が有効に使われずに、血糖値が高くなる状態のことです。放置すると全身にさまざまな影響、症状が出てきます。
- 血糖値が高い状態が長く続くと、合併症が起こる可能性が高くなります。治療をきちんと行い血糖コントロールをすることで、新たな合併症が起こるのを防ぎ、また、起きてしまった合併症の進行を抑えることができます。
- 細い血管にみられる特徴的な合併症で「糖尿病の3大合併症」と呼ばれる病気を指します。
糖尿病性網膜症
網膜の血管が障害され、目のかすみ、視力低下などがあらわれ、症状が進むと失明してしまうこともあります。
糖尿病性腎症
糖尿病を長期間放置すると腎臓の働きが悪くなり、血圧が上昇したり、尿中にたん白が出たり、体がむくむなどの症状を認めます。
さらに症状が進むと、血液中に老廃物がたまり、腎不全や尿毒症など生命にかかわる重篤な症状を引き起こします。
なお、腎不全になってしまうと、人工透析を受ける必要が出てきます。
糖尿病性神経障害
糖尿病を長期間放置すると神経が障害され、神経の信号が伝達する働きが低下します。これにより手足のしびれ、ほてり、痛みなどを認めます。
一方、足の感覚が鈍くなり、傷があったとしても気づかずに放置してしまい、足の潰瘍や壊疽になることもあります。
大きな血管での動脈硬化により起こる合併症:脳卒中、心筋梗塞、足の壊疽(末梢動脈性疾患などにより)などがあります。
動脈硬化は糖尿病があると進行しやすく、合併症による深刻な状況を引き起こす原因になります。
また、脂質異常症、高血圧、喫煙、肥満、加齢なども動脈硬化の危険因子ですので、血圧やコレステロール値などの検査も定期的に受け、血糖のコントロールに加えて、コレステロール値や血圧、肥満の改善、禁煙心掛けましょう。
高脂血症
予防接種
風邪・インフルエンザ
神経内科
認知症
誰でも年齢を重ねると、もの覚えが悪くなったり、人の名前が思い出せなくなったりします。こうしたもの忘れは脳の老化によるものです。
しかし、認知症は「老化によるもの忘れ」とは違います。認知症は、病気によって脳細胞が壊れることにより起こる症状や状態をいいます。
そして認知症が進行すると、記憶力、理解する力、判断する力がなくなり社会生活や日常生活に支障が出てくるようになります。
認知症の症状があっても、もとの病気を治療すると良くなる場合や、進行を遅らせられる場合もあります。こうした病気を早く見つけて早く治療を始めるためにも、認知症かな?と思ったら、早めに受診することが大切です。
脳卒中
脳卒中は、脳の血管が詰まる脳梗塞、脳の血管が裂ける脳出血、脳の血流が一時的に悪くなり脳の細胞が傷ついてしまい神経症状が出現します。
ただし亡くならなくても発症後1年以内に10人に1人弱の人が再発を起こしています。再発すると後遺症をもっと強く残したり、寝たきり、認知症などの原因にもなります。
本物の脳卒中が発生してくるのです。次に挙げるものは、すべて脳卒中を引き起こしうる生活習慣や病気(生活習慣病)で、「危険(リスク)因子」と呼ばれています
脳卒中には幾つか危険因子というのが分かっています。加齢による動脈硬化、高血圧や高脂血症や糖尿病などの生活習慣病による動脈硬化、心房細動や不整脈などの心臓病、そして喫煙、大量の飲酒などが危険因子と言われています。
パーキンソン病
頭痛
頭痛はありふれた病気です。
頭痛のほとんどは命にはかかわらない「こわくない頭痛」ですが、一部には放っておくと命にかかわる「こわい頭痛」があります。これを区別するのはとても大事なことです。
日常的に起こる頭痛
- 風邪や二日酔いなどが原因の頭痛
- 原因が解消されれば自然に治る
慢性頭痛
- 原因となる他の病気がなく、繰り返し起こる頭痛
- いわゆる「頭痛持ち」の頭痛で、頭痛全体の約80%はこのタイプ。 大きく「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」の3つに分けられます。
- 頭痛自体が治療の対象となる
脳の病気に伴う頭痛(危険な頭痛)
気になる頭痛があればすぐにかかりつけ医を受診しましょう。
めまい
めまいの症状は、グルグル目が回る『回転性めまい』、フワフワふらつく『浮動性めまい』、クラッとする『立ちくらみのようなめまい』の3つに大きく分けられます。
『回転性めまい』
- 耳鳴り・難聴を伴なう→メニエール病、突発性難聴など
- 耳鳴り・難聴はない→良性発作性頭位めまい症(BPPV)など
- 頭痛や意識障害がある→脳卒中など脳の病気
『浮動性めまい』
- 視力障害(眼科疾患)
- 高血圧
- 脳腫瘍、脳血管障害など脳の病気
- うつ病など心因性の病気など
『立ちくらみのようなめまい』
- 起立性調節障害
- 不整脈など
気になるめまいがあればすぐにかかりつけ医を受診しましょう
しびれ・痛み
しびれは「神経が原因のしびれ」、「血管(循環器)が原因のしびれ」、ホルモンのバランス、脳、精神的な原因は、多岐にわたります。
しびれの場所 | しびれの状態 | 考えられる病気の例 |
---|---|---|
手のしびれ | 手のひらがしびれる | 手根管症候群・肘部管症候群・変形性脊椎症・胸郭出口症候群・甲状腺機能低下症・パニック障害・脳梗塞・うつ病など |
手・唇がしびれる | 過換気症候群・低カルシウム血症・ビタミンB1欠乏症・甲状腺機能低下症・パニック障害・脳梗塞・うつ病など | |
首を反らすとしびれる | 頚椎椎間板ヘルニア・変形性脊椎症・胸郭出口症候群・頸椎後縦靭帯骨化症・うつ病など | |
手の甲・腕のしびれ | 肘部管症候群・頚椎椎間板ヘルニア・胸郭出口症候群・橈骨神経麻痺・甲状腺機能低下症・パニック障害・脳梗塞・うつ病など | |
足のしびれ | 歩行時に発症 | 腰部脊柱管狭窄症・変形性脊椎症・足根管症候群・バージャー病・閉塞性動脈硬化症・うつ病など |
つま先・足裏のしびれ | 足根管症候群・糖尿病性ニューロパチー・甲状腺機能低下症・パニック障害・脳梗塞・閉塞性動脈硬化症・うつ病など | |
お尻から足先 | 座骨神経痛・腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症・バージャー病・甲状腺機能低下症・脳梗塞・腰椎すべり症・うつ病など | |
かかとのしびれ | バージャー病・足根管症候群・足底腱膜炎・うつ病など | |
手足のしびれ | 手足同時のしびれ | 一過性脳虚血発作・脳出血・脳腫瘍・多発性硬化症・ギラン・バレー症候群・糖尿病性ニューロパチー・脊髄空洞症・頸椎後縦靭帯骨化症・ビタミンB1欠乏症・甲状腺機能低下症・パニック障害・脳梗塞・うつ病など |
痛みがあるしびれ | 座骨神経痛・腰椎椎間板ヘルニア・バージャー病・頸椎後縦靭帯骨化症・うつ病など |
「しびれ」の症状に気付いたら、早めに専門医を受診されるようお勧めします。
その他診療科目
また、病状に応じて、CT・MRI・胃カメラ・大腸カメラ等の高度の検査や診療が必要な場合は、近隣の病院(相澤病院・まつもと医療センター・信州大学医学部附属病院など)へ迅速に紹介いたします。
はじめてご来院の方へ
当院は、働く方々や地域の皆様が、安心して生活を送れる様に医療面から応援しています。
身体のちょっとした気になる事や不安な事があれば何でもご相談下さい。地域に密着したホームドクターをモットーに、慢性の病気や生活習慣病などの予防に力を入れています。皆様の健やかな生活に少しでもご協力できればと思っております。
ページコンテンツ
最新のお知らせ
- 2025.02.02
2月2日(日)9:00~17:00は当院が塩尻地区の緊急当番医です。 - 2024.12.30
年末年始、令和7年1月の診療のご案内です. - 2024.10.10
令和6年度インフルエンザ予防接種について - 2024.10.10
令和6年度コロナワクチン予防接種について - 2024.09.22
9月22日(日)9:00~17:00は当院が塩尻地区の緊急当番医です。 - 2024.09.19
令和6年9月の診療のご案内です. - 2024.07.22
令6年8月の診療のご案内です. - 2024.04.30
令和6年5月,ゴールデンウイークの診療のご案内です.
アクセス
お問い合わせ先
電話でのお問い合わせ
ハローコシハラ
0263-86-5480
Copyright© 2025 こしはら内科クリニック. All Rights Reserved.